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ラウンド当日の朝、窓の外を見ると雨。天気予報は一日中傘マーク。キャンセルするわけにもいかず、重い気持ちでゴルフ場へ。グリップは滑る、手袋はびしょびしょ、ボールは転がらない。気づけばいつもより10打以上多いスコアに——。
雨の日のゴルフは、晴れの日とはまったく別のスポーツだと言う人もいます。でも、準備と考え方を少し変えるだけで、スコアの崩れ方は大きく変わります。
この記事では、雨の日ゴルフの持ち物と、スコアを崩さないための打ち方のコツを紹介します。記事の後半では、雨の日にこそ差がつく「考え方」についてお話しします。
雨の日ゴルフが難しくなる理由
- グリップが滑る:手元が濡れると、クラブをしっかり握れず、スイングが不安定になります
- ボールが転がらない:フェアウェイもグリーンも濡れていると、ランが出ず、飛距離が落ちます
- 体が冷える:雨で体温が下がると、筋肉が固くなり、いつものスイングができなくなります
- 集中力が落ちる:傘の出し入れ、濡れた服の不快感など、プレー以外のことに気を取られやすくなります
雨の日ゴルフの持ち物チェックリスト

- レインウェア(上下):動きやすく、蒸れにくいものがおすすめ
- 手袋を複数枚:濡れたらすぐに交換できるよう、3〜4枚あると安心。雨用の手袋もあります
- タオルを多めに:グリップ用、手をふく用、ボールをふく用など、用途別に数枚
- 大きめの傘:ゴルフ用の大きな傘なら、キャディバッグも守れます
- 防水のシューズ:足元が濡れると体全体が冷えます
- レインカバー:キャディバッグの中のクラブやグリップを濡らさないために
- 着替え一式:ラウンド後、乾いた服に着替えるとほっとします
- カイロ:秋冬の雨は体が冷えるので、ポケットに入れておくと手元を温められます
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雨の日の打ち方5つのコツ

1. いつもより1番手大きいクラブを持つ
雨の日は、ボールが濡れていたり、空気が重かったりして、飛距離が落ちやすいと言われています。ランも出にくいので、いつもより1番手大きいクラブを選ぶと、ショートしにくくなります。
2. 払うように打つ
地面が濡れていると、ダフったときのミスが大きくなります。ボールをクリーンに払うように打つイメージを持つと、大きなミスを防ぎやすくなります。
3. グリップを少し短く持つ
クラブを短く持つと、コントロールしやすくなり、グリップが滑ったときのミスも小さくなります。雨の日は「飛ばす」より「当てる」を優先しましょう。
4. パットは強めに打つ
濡れたグリーンは、ボールの転がりが遅くなります。いつもより少し強めに打つことを意識しましょう。「届かなければ入らない」は、雨の日ほど大切です。
5. バンカーは砂が重いことを意識する
雨で湿ったバンカーの砂は、重く締まっています。いつもより砂を薄めに取るイメージで打つと、脱出しやすくなることがあります。
雨の日のラウンドで気をつけたいこと
- グリップは毎ショット前にふく:タオルをキャディバッグにかけておき、打つ前に必ずふく習慣を
- 手袋は濡れたらすぐ交換:濡れた手袋は滑りやすく、ミスの原因になります
- カートの乗り降りに注意:濡れた足元は滑りやすいので、ゆっくり動きましょう
- 雷が鳴ったらすぐ避難:雷の音が聞こえたら、プレーを中断して安全な場所へ避難することが最優先です
雨の日の前日・当日朝にやっておきたいこと
前日:天気予報で「雨の時間帯」を確認
一日中降り続くのか、午前中だけなのか。雨の時間帯と風の強さを確認しておくと、ウェアや持ち物の準備がしやすくなります。気温もあわせて確認し、寒くなりそうなら防寒具も用意しましょう。
前日:キャディバッグを整理する
タオルや替えの手袋、レインウェアをすぐに取り出せる場所に入れておきます。雨の中でバッグの奥をごそごそ探すのは、想像以上にストレスになります。
当日朝:早めに到着して体を温める
雨の日は体が冷えやすく、筋肉も固くなりがちです。いつもより10分早く到着して、ストレッチや素振りで体を温めてからスタートしましょう。練習グリーンで、濡れたグリーンの転がりを確認しておくのもおすすめです。
よくある質問
Q. 雨の日は中止にしたほうがいいですか?
A. 雷や強風、大雨の予報があるときは、無理をせず中止や延期を検討しましょう。安全がいちばんです。小雨程度なら、準備をしっかりすれば十分に楽しめます。
Q. 雨の日は飛距離がどれくらい落ちますか?
A. 雨の強さやコースの状態によって変わりますが、キャリーもランも出にくくなるため、いつもより短くなる前提で番手を選ぶのが安心です。
ローカルルールも確認しておこう
雨の日は、ゴルフ場によってボールを拾ってふき、置き直せる「プリファードライ」などのローカルルールが採用されることがあります。スタート前に、ゴルフ場のルールを確認しておきましょう。ルールを知っているだけで、ぬかるみのライで無理をせずに済むことがあります。
雨の日にこそ差がつくのは「期待値の調整」
雨の日のゴルフで、スコアを崩す人と崩さない人の違いは、実は技術よりも「期待値の調整」にあると言われます。
スコアを崩す人は、晴れの日と同じスコアを目指して、同じ攻め方をしてしまいます。飛ばない、止まらない、滑る。思い通りにいかないことにイライラして、さらに無理なショットを重ねる。一方、スコアを崩さない人は、スタート前に「今日は雨だから、いつもより5打多くてOK」と目標を下げています。
目標を下げると、無理をしなくなります。無理をしないから、大きなミスが減る。結果的に、思っていたより良いスコアで回れることも少なくありません。悪条件の日ほど、欲張らない人が強いのです。
そして、雨の日のラウンドは、同じ組の仲間と「大変だったね」と笑い合える、忘れられない思い出にもなります。完璧を目指さず、雨の日ならではのゴルフを楽しむ。そんな気持ちで臨んでみてください。
雨の日に練習できない日は、自宅で感覚づくり
雨で練習場に行けない日は、自宅でスイングの感覚を確認するチャンスでもあります。鏡の前でアドレスをチェックしたり、ゆっくり素振りをしたりするだけでも、次のラウンドにつながります。
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まとめ:雨の日は「欲張らない」が最強
- 雨の日はグリップが滑り、ボールが転がらず、体が冷えやすい
- レインウェア、手袋複数枚、タオル多め、着替えを準備
- 1番手大きく、払うように、グリップ短め、パットは強めに
- 雷が鳴ったらすぐ避難、ローカルルールも確認を
- 目標を下げて、欲張らないことがいちばんの雨対策
次に雨のラウンドになったら、スタート前に「今日の目標スコア」を少しだけ下げてみてください。それだけで、雨の日のゴルフがぐっと楽しくなるはずです。

